02/13/99
聞いた話によると、ワシントンDCはアメリカの初代大統領ワシントンのわがまま?によって今の場所にできたそうです。最初はニューヨーク市にあったものを、バージニアの自宅から遠いといいう事でいったんフィラデルフィアに移し、それでもまだ遠い、と言って、当時何もなかったバージニアとメリーランドの間に全く新しく首都をつくりました。もともと沼地が多く、あまり気候のいいところではなかったので、いまでも、文句を言う人は多いとか。
しかし、まったく新しく作った都市というのは通常とても整然としてすっきりとした美しさがあるものです。ワシントンDCはまさにそういう美しさのある都市でした。私の訪れたのは11月の後半でしたが、白い建物と色づいた木々の作り出す雰囲気がとてもすばらしかったです。この都市を作ったのはフランス人の技術者でベルサイユ宮殿をベースにつくったとか。ホワイトハウスやキャピタル(国家議事堂)、スミソニアンの美術館博物館などもクラッシックな感じの建物で見ているだけで飽きません。とくに、キャピタルはいいですね。(写真左) また、キャピタルからオベリスク型のワシントンモニュメントまで続く公園の両脇にスミソニアン協会の建物が立ち並ぶ風景をみるのも最高です。
ワシントンDCはスミソニアン協会の博物館や美術館などが目白押しなのも見所の一つです。まじめに全部まわっていたらとてもとても、2日ではたりないので、駆け足で近代美術館、航空博物館、自然史博物館だけをみてきました。ほんとうはゆーっくり見てまわるのが好きなのでとてももったいないことをしてしまいました。ここはアメリカの屋根裏部屋っていわれてるそうです。すばらしいものから、何故展示してあるのかわからないようなものまで、とにかくいろいろなものがみられます。余談ですが、このとき近代美術館でゴッホ展をやっていたのですが、すごい行列で、前売券をもっているか、早朝並んで手に入れた整理券を持っていなければ入れないとのことであきらめました。ゴッホってすごく人気なんですね。
都市の作りや博物館の話をまず書きましたが、実はそれしかかけません。ワシントンといえば、いろいろな政府機関の建物の見学ツアーが魅力なのですが、週末を利用していったので、ほとんどの建物に入ることはできませんでした。土日にワシントンを訪れると魅力半減ですね。ウィークデイも混ぜて観光することをお勧めします。
(右の写真は議会図書館 外装内装とも豪華)
私は市内の観光ポイントをまわるのにツアーモービルを利用しました。1日乗り降り自由で、アーリントン墓地まで含めて$14でした。2台連結の観光バスはワシントンの主立った観光ポイントに立ち寄ってくれます。アーリントン墓地には暗殺されたケネディ大統領、ロバートケネディ上院議員、そして、後年なくなったジャクリーン・ケネディ・オナシスの墓石があります。ここを訪れる人は、絶えません。
アーリントン墓地もそうですが、ワシントンにはアメリカの歴史に刻まれた重要な人や出来事を記念するものがたくさんありました。ワシントンは首都であり、屋根裏部屋であり、歴史を刻む記念碑でもあるわけですね。
Back to US Travel Index
Back to Home