02/20/99 Updated!
霧の都、坂の街など、サンフランシスコを形容する言葉はたくさんあります。ゴールドラッシュにより栄えたというこの都市の歴史は(アメリカの中では)古く、今日に至っては、多くの観光客が世界中から訪れます。西海岸ではロスアンゼルスに次ぐ大都市なので、文化面でも近郊の街とは格段の差があるとおもいます。また、現在のシリコンバレーの反映に支えられ、今また産業的にも賑やかさを取り戻しつつあるという感じがします。その影響で、最近は地価の高騰が激しいそうですけど。自然もたくさん残っているし、街並みは綺麗だし、本当に変化に富んだ街です。
シリコンバレー近郊の町としてはサンフランシスコが最も近い大都市なので、コンサートや食事、買い物など、ここに行く機会は非常に多いです。私たちにとっては身近な街になっています。ですから、今回は観光でいらした方をどうやって私たちが案内するか、という視点に立って書きます。
坂道〜美しい街並み
まず、昼間でかけるなら如何に坂道が多いか、急な坂道に沿ってたっているカラフルなかわいらしい家達のつくりだすサンフランシスコならではの街並みをお見せしたいです。その坂道の急さといったら!そして、どんなふうに車が駐車してあるか見たらびっくりしますよ。私はまだ恐くって市内の色々な所は運転できません。そこに生活している人たちにとってはもう日常なんでしょうけどね。ちょっとした恐怖が味わえますよ。ジェットコースターに乗ってあがっていく時みたいな。
サンフランシスコ湾にかかる橋
あとは橋を二つ渡りましょう。。ゴールデンゲートブリッジはやっぱり圧巻だし、一番有名なサンフランシスコの風景です。(写真 左)また、長い長いベイブリッジは実は2階建ての橋で、行きと帰りで通る階が違います。途中トレジャーアイランドによって海からサンフランシスコのダウンタウンを望みます。ここは軍関係の施設ですが、なかなかの眺めなので観光客の車が絶えません。しかし、結構穴場的な存在です。
お買い物
それから、ちょっとおしゃれなユニオンストリート。素敵なお店がたくさん並んでいます。ブランド品が買いたいならユニオンスクエアですけどね。私はあんまり買い物の達人ではないのでうまく説明できません。
ケーブルカー
ユニオンスクエア〜チャイナタウン〜フィッシャーマンズワーフ〜フェリー
ユニオンスクエアからフィッシャーマンズワーフにケーブルカーがでています。本当はもうちょっといろいろ走っていますが、2大観光ポイントを結んでいるこの路線が一番混みます。(土日は1時間待ちもめずらしくない。)この路線ではいろいろなサンフランシスコの顔が見られるような気がします。ケーブルカー自体がサンフランシスコの顔みたいなものですね。冬は寒くてたまったものじゃない、という人もいますが、まあ、お試しください。
途中チャイナタウンも通ります。サンフランシスコのチャイナタウンでは、レストランが多いのももちろんですが、いろいろ変わった食材を買うことができます。近郊に住んでいる中国人も多いので、その人たちにとてっは中国の香りが感じられる大事な場所みたいです。
フィッシャーマンズワーフは買い物には役不足ですが、野生のアザラシがごろごろ寝ている風景がみられるのでやっぱり大人気です。そこからフェリーが出ています。フェリーにも色々な路線がありますが、アルカトラズ島に渡るツアーが混んでいるみたいです。サウサリートまでフェリーで行ったことがありますが、とにかく、のんびりダウンタウンを眺めながら船に揺られたのが気持ちよかった。アルカトラズ島にも近づくし、2つの橋もよく見えます。
海岸
サンフランシスコにはまだまだ自然がたっぷり残っています。海岸線は本当に美しいです。私たちはロボス・ポイントから夕日を見るのが好きです。
この辺には砲台跡なんかも残っているし、アザラシのたくさんいる島も見えるし、夕方になるとアライグマなんかもでてくるのでなかなか楽しみがいっぱいです。
夜景
おいしいレストランで食事をした後、オペラやミュージカルを楽しんだ後などの仕上げには夜景ツアーにおつれしたいです。晴れていれば、トレジャーアイランドから望むダウンタウンと、ツインピークスから見下ろすダウンタウンの夜景はまさに絶景でしょう。ツインピークスからは、住宅地の灯かりがたくさん見えます。それが、色々な色の灯かりではなくほとんどオレンジ一色なので、そこがまた特徴的といえるかもしれません。
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