煉瓦造りの建物が並ぶ、歴史を感じさせる街、ボストン。たしかに、街並みは古めかしく、雰囲気があります。バーガーキングでさえも周りの景観に合わせたたたずまいでした。チャールズ川を渡れば、そこはケンブリッジ市。有名な学園都市です。ここには、あのハーバード大学や、マサチューセッツ工科大学もあります。私たちは、ぶらぶら歩いたり、美術館に行ったり、コンサートに行ったり、そうやってのんびりと過ごしました。とても歩きやすい街でした。
ただ、残念なことに、2000年に向けて街のあちこちが工事中であり、完璧な風景を見ることができませんでした。そろそろ工事も終わったかな?
フリーダムトレイル
ここは歴史の町、ということで、アメリカ独立戦争にちなんだ建物などを歩いて回るフリーダムトレイルというウォーキングコースがあります。道路に赤いラインが引いてあるのでとてもわかりやすいです。しかし、アメリカ独立戦争の前段の細かい歴史を知らずに行くと、あまりおもしろく感じられないかも知れません。
芸術の街
ボストン美術館も有名な絵画をたくさんコレクションしています。メトロポリタンよりもこぢんまりとしていますが、その分見やすいので、とても質の高い美術館のように思えました。東洋美術のコレクションもなかなか充実していましたよ。私はこんなに浮世絵をまとめてみたのはここが初めてでした。
また、ここは小沢征爾の指揮を振るボストン交響楽団や、あの、ジョン・ウィリアムスが前任の指揮者だったボストン･ポップスののホームタウンであります。ラッキーなことに、ちょうど、ジョン･ウィリアムスの振るコンサートのチケットが取れたので聞いてきました。シンフォニーホールでポップスコンサートのときは、一階のオーケストラ席の席は取り払われ、テーブルと椅子が並び、食事をしながらコンサートを聞くことができます。とてもフレンドリーで雰囲気のいいコンサートでした。演奏者もとてもリラックスしていました。アンコールでETを演奏してくれたのですが、やはり、いいですね。
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綺麗な街並み。本当に煉瓦造りの建物で統一されている。 |
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ボストンの中心にある公共図書館。 |
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オールド・コーナー書店（現グローブ・コーナー書店）もフリーダムトレイルのポイントだが、ここは、アメリカを代表するような文学者達が集まり、語らいの一時を過ごしていた所。 道路に赤いラインが引いてあるのが見えると思うが、これがフリーダムトレイルだ。 |
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ボストンは近代的な大都市。高層ビルと古い建物が混在している。 |
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ジョン・ウィリアムス。本物。真っ赤な顔をして指揮を振っていた。 |
移動は地下鉄がやすくて便利です。NYでタクシーで浪費した分、ここでしわ寄せが来て、地下鉄で移動できる範囲を歩きました。ホテルのフロントでもらったイラストマップがとても便利でした。
