Memorable Wines in 2000

2000年は、なかなか、素敵なラインナップではじまりました。このページには2000年に飲んだ中で思い出に残ったものをリストにします。

Vine Cliff Merlot 1997, Napa Valley

Cabernetのように力強いMelrotでした。この表現に賛否両論あると思いますが、うちでは非常に好まれるタイプのワインです。酸味が無くてボディがしっかりしてるというのに当てはまるので。Vine CliffのCabernetはほとんど手に入らないのですが、Merlotは3月でもワイナリにあるくらいで値段は$29〜$33と良いお値段ですが、オススメです。

 

Vine Cliff  Cabernet Sauvignon 1996, Napa Valley Oakvill Estate

Napaのレストランで出会って以来、探して探して、99年12月、サンフランシスコのNiemanMercusで見つけました。この時$48。開けたのは年が明けた1月なのですが、この時はレストランで味わったような感動が無かったのでちょっとショックでした。さんざん良いワインを飲んだ後なので味が分からなくなっていたのかな?すこし酸味が強かったようにも感じました。96年というヴィンテージも良くないのかもしれません。本当はもっともっとおいしくてバランスの良いワインなんです。

 

Quintessa Red Wine 1996, Napa Nalley Rutherford

お誕生日のプレゼントに、と友達が買って来てくれたワイン。極上品です。なんとも言えないバランス。久しぶりに高級品を飲んだという感じがしました。このワイン、特にバライエラリィが記載されていないのは、このワイナリが持つRutherfordの変化に富んだ葡萄畑の葡萄でつくった味がこのワインになったので、特に品種を記載する必要はないということのようです。

 

Robert Sinskey Vineyard Stags Leap Distlict Claret 1996, Napa Valley

タバコの香りがする、というよりはオークの樽の香りが強いワインでした。Cabenet Sauvignon 75%, Merlot 20%, Cabernet Franc 5%というボルドー3種のブレンドです。

 

SAUSAL Century Vines Zinfandel 1996, Alexander Valley

古樹の意味を知った一本です。これは、1877年に植えられた葡萄の樹からつくられたワインなのです。香りも良く、ボディもしっかりしていて、さらに、とても飲みやすいZinでした。久しぶりにZinを飲んだのですが、この一本で、また見直してしまいました。SAUSALはZinfandelで有名な北Sonomaのワイナリですが、この”Century Vine"が一番良いもののようです。それでも、$20前半で入手可能なので、とてもお手ごろだと思います。

 

Philippe-Lorraine Cabernet Sauvignon 1997, Napa Valley Oakvil

それほど「おお!」と思ったわけではないのですが、合格ライン、ということで載せました。$21でなかなか高いポイントがついていたと思います。

 

The Hess Collection Cabernet Sauvignon 1994, Napa Valley

これは、高い割に???だったワインです。色は深いルビー色、香りも高貴。しっかりとしたボディで、、、でも、変な酸味があったんです。HessCollectionはなかなか評価の高いワインなので、おいしくない事はないと思うのですが、もう一本飲んでみない事には判断がつきません。最後に疑問の残った一本でした。

 

Etude Cabernet Sauvignon 1996, Napa Valley

深い色、奥行きのある味、スムーズに飲める一本でした。不思議だったのは、Napaの高級ワインにありがちな華やかなフルーツやスパイスの香りがほとんどしなかった事です。ひょっとして開けてすぐ飲んでしまったからかなあと思ったのですが、不思議なほどアルコール臭だけでした。ワイナリーでテイスティングした時はもっと違う香りがしたと思ったので、どうやら扱い方や、あわせる食べ物で印象が変わってくるようです。

 

Joseph Phelps INSIGNIA Red Table Wine 1997, Napa Valley

今年リリースされてさっそく購入した、期待のこの一本。開けたとたんに何の香りもしなくて、あれ?と思ったのですが、飲んでみても、あれ?ちょっと酸味がきつい。あれあれ?Josephの最高級品なのにこんなはずは・・・と思ってしまった一本でした。デキャンタージュしてもすぐには効果無し。結局その晩はぶつぶつ文句を言いながら飲む羽目に。しかし、翌日の朝、グラスに残ったワインからとても華やかな香りがしてきました。これは、少なくとも飲む2時間以上前から栓を抜いておくべきだったのかもしれません。それとも、今年は出来が悪かったのかなあ。

 

Clos La Chance Cabernet Sauvignon 1997, Santa Curz Mountains

どこかのワイン雑誌で91ポイント獲得と書いてあったのでつい買ってしまったこの一本。13ドルくらいのお値打ちワインです。この値段にしては良い出来、といえるのではないでしょうか。なかなかいい色でした。これでもう少し満足していたら、ダース買いの価値があったのですが、残念ながらそこまでは行きませんでした。ハミングバードのかわいい絵がのラベルが印象的です。サンタクルズマウンテンの中の小さなワイナリーで作っているそうです。住所はSanJoseになっているみたいですね。

 

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