Recipe of Fish
bar_blue.gif (1135 バイト)Updated 99/02/08

皆様、相次ぐレシピのお知らせありがとうございました。今回まとめて追加しました。今後ともよろしくおねがいします。(Reiko 2/8/99)

 アメリカ生活で何が困るって、[お魚]です。最初はレストランでメニューを見て、どれがどんな魚なのかわからない・・・次は、スーパーであんまり魚が売っていない。もちろん、名前からピンときません。もちろん、日本食料品店(Yaohanなど)に行けば日本と同じお魚がたべられます。でも、それでは高くついてしまう。最近、チャイニーズマーケットではいろいろな種類のお魚を安く手に入れる事ができることが分かりましたが、どんな魚か分からないというところは、アメリカのスタンダードなスーパーと変わりません。
 とりあえず、"Do as 'Americans' do." スタンダードなスーパーで購入できる魚から挑戦をはじめることにしました。
 このページでは、私の住んでいる町のお魚事情や、チャレンジしたレシピと感想などを紹介します。日本に住んでいらっしゃる方には、西海岸旅行の際の参考になるとよいのですが。
 ご意見、あなたのレシピなどメールで頂けるとありがたいです。メールはこちらまで。

料理のヒント

  売っている魚の切り方と、含まれる脂肪の多さでの分類がアメリカのお料理の本に載っていましたので紹介しておきます。

CuttingStyle

Whole fish・・・魚丸ごと
Drawn fish・・・丸ごとの魚、内臓は取ってある
Pan-dressed fish・・・内臓と頭とひれ全部が取ってある、身だけの魚
Fish steaks・・・魚の背中からおなかの方向に向けてスライスした切り身。皮がついていたり、取ってあったりする。
Fish fillets・・・三枚におろした身の部分。皮ははずしてある事が多い。

 

Classifide by Fat

Lean Fish

2.5%以下の脂肪分しかない。マイルドな白身の魚。蒸したり、フライにすると良い。Halibut,Cod,Perch,Sole,YellowfinTunaなど

Medium-Fat Fish

2.5〜5%の脂肪分。RainbouTroout,Shark,Swordfishなど

Fatty Fish

5%以上の脂肪分。赤身の魚。オーブンで焼いたりするとよい。AtlanticSalmon,Eel,BluefinTunaなど

 

この辺で手に入るお魚とチャレンジしたレシピ

 下記は、この辺のの普通のスーパー(チャイニーズマーケット含む)で手に入るお魚です。Shell Fishもいれれば結構種類はあるものです。何故かソテーかフライか、オーブン焼きが多くなってしまう。

 

Ahi-Tuna(?)
Halibut(おひょう、ひらめ)

塩胡椒とドライバジルをまぶして、小麦粉をつけてオリーブオイルでソテーした。バターでソテーの方が良かったかも。

寿司屋とかでは平目もこの名前でした。Sole Fish にはカレイも含まれるのだろうが、 アメリカ人には区別はついてないかも、いう話もある。

Sole(ヒラメ)

Dover SoleのFilletが安く売っていたのでそれをかって、上記の調理法で試してみたが、身がトロトロで、臭みがあり、非常にまずかった。Soleは通常高級魚なのでとびついてしまったが、これはしっぱいだった。魚の状態を見て調理法を変えねば。

 

Mahi-Mahi(シイラ)
Orange roughy(?)

[ Imai さんよりの投稿]
先日カストロで買って試しました。脂肪分が比較的少なく身も比較的大味でなく、塩胡椒&ハーブをふってオーブンで焼いたところ、非常に美味しかったです。(でも高価だった)

いつか試してみたい。

 

Salmon(サケ)

たいていはずれない。食べやすい大きさにきり、塩胡椒をしてガーリックバター(バターとつぶしたガーリック、パセリを混ぜたもの)を塗ったものをオーブンで焼く。おいしい。脂肪分の多いKingSalmonなどは、そのままホイル焼き等がいいだろう。

 

Sea Bass(スズキの一種)

高級魚になるのだろうか。煮ても、ソテーしてもおいしいらしい。自分で料理した事はないが、お店では良く食べる。

 

Shark(サメ)

プリっとした見かけにだまされて買ってみたがそれほどおいしいものではなかった。塩、荒挽き胡椒をたっぷりと擦り込み、ソテーして、しっかりと火をとおしてマスタードソース(粒マスタードをオリーブオイルで伸ばしたもの)で食べてみた。身はかなり弾力があった。というか固かった。

Snapper(タイの一種)

  手に入るのはたいていFillet。カレー風味のムニエルや、小さく切り分けてパン粉をつけてフライにした。また、塩胡椒、ローズマリーを振ってオーブンで少しバターを落として焼いたものが受けた。

[ Imai さんよりの投稿]
タイの場合、red snapperとなっている場合が多いです。カストロではメバルもsnapperとなってました。ヤオハンや虹屋では時々解凍したばかりの新鮮そうにみえるものが一匹$7くらいなので、これをハーブと一緒にオーブンで丸焼きにするのが我が家のお気に入りです。 日本より御買い得感があるのがポイントですね。(NZ産がおおいようですが)

 

Swordfish(カジキマグロ)

  日本でメカジキをよく塩、胡椒でソテーして、マヨネーズとアスパラとすりゴマとお醤油をまぜたソースをつけていただくとおいしかったので同じレシピを挑戦。この辺で買えるSwordfishは、身が固く筋張っていて、大抵大きなsteak-styleで売っているので、同じ調理法には無理があった。

 

Trout(マス)

  大抵Drawn fish-styleで売っているので、外側はもちろん、お腹の中にもよく塩をふり、オーブンでそのまま焼いてレモンをかけていただくのがいちばんおいしい。

 

Tuna(マグロ)Yellowfin,Bulefin etc.

  昔魚屋さんでみたような、おおきな塊でおいてあり、それを欲しいだけ切り分けてくれる。Sashimiと書いておいてあるもの以外は生でたべないほうが良いかと思って火を通してからにしている。
  醤油と酒と生姜汁でつくったたれに一口台にきったマグロを1時間くらい漬け込み、小麦粉にまぶしてからサラダ油を引いたフライパンで焼く。火が通ればOK.これをやるには赤みのマグロよりも多少脂の乗った部位のほうがおいしくできる。ぶつぎりなどがあればそれがごちそうになるのだが。実は私の大好物。

 

Bulefish(たぶん鯖)

  チャイナマーケットで丸ごと一匹でうっている。小振り。味噌煮や揚げてから大根おろしで煮たりした。

 

Sardine(いわし)

[ Masako さんからの投稿]

鰯の梅干し煮(4人分)
いわし 8尾、梅干  4個、生わかめ少々
煮汁は、しょうゆ大さじ4、酒大さじ2、みりん大さじ2、水カップ1です。

1) 英語がわからない中国人のお魚屋だと、頭と腹をとってくれと身振り手振りで奮闘します。
2) 帰ったら、しつこいくらい、いわしを洗います。うろこのとりのこしも丁寧にとります。
3) なべに煮汁の材料をすべていれて沸騰させ、いわしを重ならないようにそっと
いれ、梅干をいれます。
4〕 おとしぶた、またはホイルでカバーして8−10分煮ます。(煮汁がいわし全体にかぶるように)
5) 煮汁をまわしいれます。いわしが煮崩れしないように、そっと煮汁をまわします。そして4‐5分待ちます。
6〕 最後に生わかめをくわえ、さっと煮ます。
7〕 器にいわしを盛り、わかめと梅干を前盛りします。煮汁も少しかけます。


めっちゃうまいですよっ!小骨くらいばりばり一緒に食べましょう! とのこと。

私も是非チャレンジしてみます。

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